陽山水図

五字横書 江山第一楼 副島種臣書

妙顕寺 本堂(十一間四面) 

現在は、伊万里駅から東へ700mの高台に位置し、緑の木々と季節の花々に、囲まれています。
春のつつじ、エビネ、しゃくなげ、初夏の紫陽花(数10種 300株)秋の紅葉の名所です。
焼き物の里として、境内には、焼き物の大燈楼、本堂内に大花瓶、御手洗いに焼き物の器を使っています。
明治中頃の豊後の南画家、首藤白陽による襖絵、、障壁画等多数あり、明治の元勲、副島種臣公より「江山第一楼」の書額を頂いております。




鬼子母尊神御宝前(下段)

御宝前

位牌堂

稲荷堂

浄行菩薩

清正公堂

 

 稲荷堂 「最正位法徳明王」
最上稲荷(最上位経王大菩薩)系の法華勧請の稲荷神で、農業、商売、事業の守護神として信仰を集めています。

 浄行菩薩
末法の濁悪の世に、出現して、法華経を、流通すべき使命を持った四大菩薩の1人で、通称洗い菩薩として、心や身体(病気)のけがれを洗い清める為に御題目を唱えながら、水で洗います。

 清正公堂
享保年間に、成富兵庫の孫、兵衛によって伊万里の海岸の生島に建立されて、当山に寄進、その後、故あって、昭和の終わりに境内へ新築移転しました。
この生島に、加藤清正公が、朝鮮出兵の折に立ち寄られたという伝祥があり、兵衛の祖父、兵庫が清正公に格別の恩義を受けた報恩の為に建立したものです。